亀頭増大術の代表的な注入剤
亀頭増大術では、注射器を用いて亀頭部分に特定の薬剤を注入する、といったことが行われます。注入に使用される薬剤にはいくつかの種類がありますが、もっとも代表的なものとしてヒアルロン酸を挙げることができるでしょう。
ヒアルロン酸は人体にも存在している物質ですので、非常に安全性が高く、優れた保水性を持っているのが特徴です。保湿化粧品に配合されているほか、美容施術や関節痛の治療などにも用いられています。
身体への親和性が高い分、吸収速度がはやいというデメリットも持っていますが、亀頭増大術に使用されるのは長期持続型のヒアルロン酸です。通常のものよりも吸収されにくく、長く増大効果を持続できるという特徴を持っています。
コラーゲンも亀頭増大術で使用されることが多い物質の一つです。こちらもヒアルロン酸と同様に、一定期間を経て吸収されるため、永続的な効果を得ることはできません。いずれも比較的安価な薬剤であり、安全性が高いという大きなメリットを持っています。
体内に吸収されない注入剤
亀頭増大術で使用されるコラーゲンやヒアルロン酸は、体内に定着しにくいため、効果を永続させることはできません。より持続性の高い注入剤として、近年注目を集めているのがアクアミドです。
アクアミドは水とポリアクリルアマイドという成分によって、作られています。ポリアクリルアマイドはコンタクトレンズ等にも使用されている、安全性の高い物質です。身体に吸収されないため、注入すれば半永久的に増大効果を得られる、というメリットを持っています。
効果が持続するという優れた利点があるアクアミドですが、完全に除去することができない、というデメリット面もあります。ヒアルロン酸やコラーゲン等の注入剤は、後から溶解剤によって溶かし、除去することが可能です。
期待した形にならなかった、という場合にも比較的簡単にやり直すことができます。アクアミドは除去することが困難なため、簡単に修正することができません。また身体の中に存在していない物質が用いられているため、炎症を起こすリスクがあります。
まとめ
亀頭増大術に用いられることが多いものとして、ヒアルロン酸とコラーゲン、アクアミドを取り上げました。注入剤の種類によって身体への親和性や、増大効果の持続期間が変わってきますので、しっかりと比較しておくことが大切です。安全性や効果の高さ、施術費用等にも注目をして、自分の目的に合う注入剤を選びましょう。どれを選ぶべきか迷った場合には、様々なタイプの注入剤を取り扱っているクリニックに相談をするのがおすすめです。